『気持ちいいが、キレイを創る』 堀越園子さん

伊豆高原に店舗型エステ「ほぐしや」、伊豆の旅館への出張エステ「Onsen」を経営するフェアリーテールの堀越園子さんにお話を伺いました。

目次

堀越園子さんご紹介

私、実は温暖な伊豆とは真逆の北海道出身なんです。
時は少し遡り22歳の時、伊東にやってきました。
最初の仕事は、歯医者さんの助手でした。
そして、美術館の受付に転職し、そこで人生における転機が訪れました。
自らの裁量で雑貨の仕入れができる美術館の売店部門への異動希望が通ったことをきっかけに、人と接することが好き、商売が好きという自分の性格がわかってきたのです。
仕事で成果を出すにつれ、自分で何かをしたいという思いが強くなりました。

そこで20代後半に一念発起し、化粧品の販売会社を立ち上げました。
しかし、結果は惨敗、貯金をすべて失いました・・ その後、知人から任された飲食店経営である程度成功したものの、一度目の結婚を機にお店を閉めました。

結婚はお世辞にもうまくいったとは言えませんでした。そんな中でも良かったのは、整体をしていた元夫の影響でエステに興味を持てたことです。

三度目の花を咲かせるために、今でも師匠とあがめる方の下、エステを習い始めました。
そして、2006年、念願かなって自分のお店を持つにいたりました。

現在は、「ほぐしや」では地元のお客様をメインに、「Onsen」では伊豆全域の旅館のお客さまをメインに営業をしております。
私生活では、今の夫に支えられ、忙しくも楽しく幸せに仕事ができている事に感謝しています。

気持ちいいが、キレイを創る・・

当店が創業から大切にしていることは、
「気持ちいいが、キレイを創る」
ということです。

そのためには、お客様にいかにリラックスして頂けるか。そのため、BGMやアロマの選定には特に力を入れております。

指圧の要素は取り入れておりますが、痛みが伴うこともある脱毛の施術はあえて一切しておりません。

スタッフに恵まれて・・・

しかし、どんないいアロマを使っても、どんなBGMを使っても、結局は施術をする「人」です。
施術の技術はもちろんですが、エステティシャンの人柄や気遣いでお客様のリラックス度合いは大きく変わります。
スタッフが自らの技術を最大限発揮できるよう、伸び伸びと仕事ができるよう、任せる職場づくりを心がけています。

後ほど紹介させていただく、創業以来共に歩んでいる多奈部を筆頭に、当店のスタッフは自信をもってお客様の下へ派遣できるスタッフばかりです。
当館のスタッフと、インタビューをしてくださっている太田さんの旅館に関するこんなエピソードがあります。
玉翠さん:「12月13日、多奈部さん指名でエステお願いできますか?」

堀越:「多奈部はその日休みを取っています。他のスタッフでよければ、予約はお受けできますがいかがいたしましょう?」

玉翠さん:「確認してまた電話をさせて頂きます。」

堀越:「お待ち申し上げております。」

玉翠さん:「堀越さん。勘弁してくださいよ。笑 お客様、予約日を再検討するらしいです。逆に

多奈部さんの出勤日を聞かれてしまいましたよ 笑」

堀越:「旅館さん泣かせで申し訳ございません。笑 多奈部の次回出勤日は、○日です。」
太田社長のお怒りを買いながらも、とても誇らしく感じました。笑
このお客様は、かれこれ10回以上多奈部指名で、旅館さんに泊まっていただいています。

当店自慢のスタッフと共に、これからも「気持ちいいが、キレイを創る」を念頭に、「お客様にいかにリラックスしていただけるか。」を追求し続けていきます。

フェアリーテイルご紹介

HP:http://fairy-tale2006.com/index.html
TEL.090-7432-8622
〒413-0235 静岡県伊東市大室高原5-537

次の語り手の紹介

次は、同じ伊東市の三浦水産 三浦大輔さんにお話を伺いたいです。なんでも、新しい商品の開発をしたらしいので、そのあたりを是非。