自己紹介
いちごらんど中西の中西です。東伊豆町に生まれ、都内の学校を卒業した後、5年前に地元に戻ってきました。いちごの栽培にいちご狩りの運営、いちご狩りができない時期にはブルーベリーの栽培をしております。また、「いちご」と一言で言っても、多くの品種があり、農家ごとに育て方も異なります。お客様の手のひらに収まっているいちご。その一つ一つのいちごにストーリーがあります。
今回は、「いちごができるまでの裏側」と「いちごらんど中西のこだわり」を失敗談も交えながら、お話しさせていただきたいと思います。私の話で少しでもいちごに興味を持って頂き、「いちごを食べてみたい!」、「いちご狩りをしてみたい!」と思っていただけましたら幸いです。
今回は、「いちごができるまでの裏側」と「いちごらんど中西のこだわり」を失敗談も交えながら、お話しさせていただきたいと思います。私の話で少しでもいちごに興味を持って頂き、「いちごを食べてみたい!」、「いちご狩りをしてみたい!」と思っていただけましたら幸いです。
あなたの手の平にいちごが届くまで
時期ごとの農作業をまとめてみました。普段は見えない部分です。少しイメージをしにくいかもしれませんが、随所にエピソードを交えました。「いちごマニアか!」といわれるまでではございませんが、いちごについて「ドヤ顔で十分語れるレベル」まではなっていただけます。
【1月:「親株」の仕込み】
1月は年の始まりであり、いちご栽培の始まりの時期でもあります。「親株」といわれる、最初のいちごを育てます。ハウスにたくさんあるいちごも、最初はこれらの「親株」いちごからできているのです。
【3月~4月:いちごの「苗」の栽培】
この時期になると、1月に仕込んだ「親株」から、ランナーといわれる「つる」が伸びてきます。これをポットに入れていき、根付かせます。これが「苗」になるのです。5月から6月にかけて、これらを増やしていきます。
【7月~8月:切り離し】
この時期になると、「苗」はどんどん増えてきます。しかし、それらは「つる」でつながっています。そのため、この時期はその「つる」をひとつひとつ丁寧に「切り離し」していきます。
【10月:ビニール掛け】
10月の中旬ごろ地元の神社で年の豊作を願うお祭りがあります。そのお祭りが終わったころ、いちごに「ビニール」をかけます。そして下旬ごろから、それらを植えていきます。
【11月~12月中旬:ハウス管理の徹底】
常日頃ハウスの管理には気を遣っていますが、この時期は「温度管理」をより徹底します。この時期は伊豆とはいえ夜の気温が下がってまいりまして、外の気温がいちごにとってのベストの温度を下回ってしまうからです。3台の重油暖房を駆使して、いちごにとっての最適な温度である6度を保ちます。実は、こちらに戻りたてのころ、この温度管理で失敗してしまったことがあります。朝来てみると、ハウスの中が異様に寒い。暖房の電源の確認を忘れていたのです。あの時は顔面蒼白になりました。なんとか営業ができましたが、いちごの一部が死んでしまいました。それ以来、最新の注意を払ってハウスの温度管理をしています。
【12月下旬:いちご狩りスタート】
一年間の栽培期間を経て、ようやくみなさまの元にいちごを届ける時期になりました。年によって若干変わりますが、12月下旬ごろからいちご狩りスタートです。12月下旬から5月上旬くらいまではいちご狩りをお楽しみいただけます。
静岡産のいちごへのこだわり
当園のいちごの品種は、「紅ほっぺ」と「章姫」の二品種です。「紅ほっぺ」はジューシーで酸味があり、「章姫」は強い甘さが特徴です。
お客様から「なんでもっと品種を増やさないの?」と質問されることが多々ございます。たしかに、お客様からしてみると、いちごの品種が多い方がいちご狩りの面白さが増すかもしれません。
しかし、当園ではこの二つの品種しか栽培しておりません。なぜなら、この二つが静岡県産のいちごであり、お客様に一番おいしくご提供できるいちごが、現状ではこの二つであるからです。
いちごの品種は、土壌と気候の相性があります。やはり静岡県では、静岡県産の品種でないと、美味しく栽培することはできません。例えば、幻のいちごと称される栃木県産の「とちひめ」。栽培する側としては、人気があるこちらも栽培したい思いはあります。残念ながら「とちひめ」は、栃木県の寒い気候と土壌でしか栽培できないのです。
今現在いちごらんど中西が一番おいしく栽培できる、「紅ほっぺ」と「章姫」。こちら二つの静岡県産の品種に特化し、これらの味を最大限引き出せるよう努力しています。
お客様から「なんでもっと品種を増やさないの?」と質問されることが多々ございます。たしかに、お客様からしてみると、いちごの品種が多い方がいちご狩りの面白さが増すかもしれません。
しかし、当園ではこの二つの品種しか栽培しておりません。なぜなら、この二つが静岡県産のいちごであり、お客様に一番おいしくご提供できるいちごが、現状ではこの二つであるからです。
いちごの品種は、土壌と気候の相性があります。やはり静岡県では、静岡県産の品種でないと、美味しく栽培することはできません。例えば、幻のいちごと称される栃木県産の「とちひめ」。栽培する側としては、人気があるこちらも栽培したい思いはあります。残念ながら「とちひめ」は、栃木県の寒い気候と土壌でしか栽培できないのです。
今現在いちごらんど中西が一番おいしく栽培できる、「紅ほっぺ」と「章姫」。こちら二つの静岡県産の品種に特化し、これらの味を最大限引き出せるよう努力しています。
お客様の更なるご満足を目指して
これまでお話ししたように、いちごに愛情と情熱を持って運営しています。東伊豆にはもちろん、他の地域にもいちご狩りができる農園は多々あります。こだわりを持っているのは当園だけではありません。ただいちご狩りを運営しているだけでは、お客様の更なる満足は得られません。毎年新しいことに挑戦し、お客様にいちご以外のものを少しでも提供できるよう、常に試行錯誤しています。
例えば、少しでも多くのお客様にいちご狩りをお楽しみいただけるよう、お身体に負担がかからない「立ったままできるいちご狩り」を始めました。こちらはとてもご好評をいただいており、ご高齢の方がお孫さんと一緒にいちご狩りをしている姿をしばしばみます。
また、facebookやTwirtterなどのSNSを活用し、お客様にご予約状況や観光情報を発信しています。実は、LINEのスタンプも作ってみました。ぜひ、ご覧ください。
近々で挑戦していきたいのは、新しい静岡産の品種の導入です。いちごは、品種ごとに育て方が異なります。そのため、品種を増やすのは簡単なことではありません。しかし、お客様によりご満足いただけるよう、新しい品種の導入も挑戦していきたいです。
例えば、少しでも多くのお客様にいちご狩りをお楽しみいただけるよう、お身体に負担がかからない「立ったままできるいちご狩り」を始めました。こちらはとてもご好評をいただいており、ご高齢の方がお孫さんと一緒にいちご狩りをしている姿をしばしばみます。
また、facebookやTwirtterなどのSNSを活用し、お客様にご予約状況や観光情報を発信しています。実は、LINEのスタンプも作ってみました。ぜひ、ご覧ください。
近々で挑戦していきたいのは、新しい静岡産の品種の導入です。いちごは、品種ごとに育て方が異なります。そのため、品種を増やすのは簡単なことではありません。しかし、お客様によりご満足いただけるよう、新しい品種の導入も挑戦していきたいです。
◆駅からの無料送迎をしております。ご希望の際はご予約くださいませ。
TEL 0557-23-0187